Bluetooth設定
いくつかのワイヤを取り外す時が来ました。シリアル通信は、USBプロトコル上でのみエミュレートされるものではありません。 シリアル通信は、Bluetoothプロトコル上でもエミュレートできます。このBluetoothプロトコル経由のシリアルは、RFCOMMと呼ばれます。
マイクロコントローラでBluetoothモジュールを使う前に、minicom/PuTTYを使って最初の通信を行ってみましょう。
まず最初にやらなければならないのは、Bluetoothモジュールの電源を入れることです。 下記の接続を使って、F3の電源の一部を共有しなければなりません。
ワイヤを接続する推奨の手順は、以下の通りです。
- OpenOCDと
itmdump
を終了します。 - F3とシリアルモジュールからUSBケーブルを抜きます。
- メスメスワイヤを使って、F3のGNDピンをBluetoothのGNDピンに接続します。できれば、黒色のワイヤを使います。
- メスメスワイヤを使って、F3の5VピンとBluetoothのVCCピンを接続します。できれば、赤色のワイヤを使います。
- その後、F3に再びUSBケーブルを挿します。
- OpenOCDと
itmdump
を再起動します。
Bluetoothモジュール上の青いLEDと赤いLEDが、F3ボードの電源をオンした直後に、点滅し始めるはずです。
次にやることは、ノートPCとBluetoothモジュールをペアリングすることです。私の知る限りでは、Windowsとmacユーザーは、 OSデフォルトのBluetoothマネージャをペアリングに使うことができます。 Bluetoothモジュールのデフォルトの暗証番号は、1234です。
Linuxユーザーは、これらの手順(のいくつかに)従う必要があります。