電源
電力を節約するために、ほとんどのペリフェラルは、電源が入っていない状態で起動します。 これが、マイクロコントローラが起動した直後のペリフェラルの状態です。
リセットとクロック制御(RCC
)ペリフェラルは、全ての他のペリフェラルの電源をオン/オフするために使います。
RCC
レジスタブロックのレジスタリストは、下記にあります。
Section 9.4.14 - RCC register map - Page 166 - Reference Manual
他のペリフェラルの電源状態を制御するレジスタには、次のものがあります。
AHBENR
APB1ENR
APB2ENR
これらのレジスタの各ビットは、1つのペリフェラルの電源状態を制御します。もちろんGPIOE
も含まれています。
このセクションでのあなたの仕事は、GPIOE
ペリフェラルの電源を入れることです。あなたは次のことに取り組む必要があります。
- 上述した3つのレジスタのうち、どのレジスタが電源状態を制御するビットを持つか、調べて下さい。
GPIOE
ペリフェラルの電源を入れるために、ビットを0
か1
の、どちらにしなければならないか、調べて下さい。- 最後に、
GPIOE
ペリフェラルの電源を入れるために、正しいレジスタをmodifyするようにスターターコードを変更する必要があります。
うまくいくと、gpioe.odr.write
ステートメントがODR
レジスタの値を修正するようになります。
LEDを実際に点灯するには不十分であることに、留意して下さい。