ループバック
データ送信をテストしました。次はデータ受信をテストします。こちらにデータを送信してくれる他のデバイスがないことを除けば… それとも、ありますか?
ループバックを入力します。
データを自分自身に送ることができます!製品では役に立ちませんが、デバッグには便利です。
上図のように、シリアルモジュールのTXO
ピンとRXI
ピンを、オスオスジャンパワイヤを用いて接続します。
では、minicom/PuTTYにテキストを入力して、観察して下さい。何が起こりますか?
3つのことがわかるはずです。
- 以前と同じように、TX(赤色)LEDがキーを押すごとに点滅します。
- しかし今回は、RX(緑色)LEDも、キーを押すごとに点滅します! これは、シリアルモジュールが何らかのデータ(送ったデータ)を受信していることを示しています。
- 最後に、minicom/PuTTYコンソール上に、入力がエコーバックされるのが見えるはずです。
ここまでで、minicom/PuTTYを使って、シリアルポート越しにデータを送受信できるようになりました。 マイクロコントローラとノートPCとでやり取りしてみましょう!