必要な知識とハードウェア環境

この本を読むために必要な知識は、 ある程度のRustに関する知識です。 ある程度のが具体的にどの程度かと聞かれれば難しいところですね。 ジェネリクスを完全に理解している必要はないにしろ、クロージャをどうやって使うかは知っているべきといったところでしょうか。 2018 editionのイディオムにも慣れていた方がよいでしょう。 特に、2018 editionではextern crateを使わなくてもいいということは理解しておいてほしいです。

それと、この本の内容を実践するにあたり、以下のハードウェアが必要です。

  • micro:bit v2ボードが一つ。代わりにmicro:bit v1.5ボードでも大丈夫です。この本の中では、v1.5をv1と表記します。

(ここここなど、いくつかの電子部品販売店から購入可能です。)

訳注:日本だと秋月電子通商スイッチサイエンスから購入可能です。

注意 写真はmicro:bit v2のものです。v1の前面はちょっと違う見た目をしています。

  • micro-BのUSBケーブルが一本、micro:bitを動かすために必要です。充電しかできないものもあるので、データ転送に対応したケーブルであることを確認してください。

注意 ケーブルはmicro:bitのキットに同梱されている場合もあります。 モバイル機器の充電に使っているようなmicro-Bのケーブルでも、実はデータ転送に対応していて使うことができるという場合もあります。

FAQ: ちょっと待ってください。なぜこの特定のハードウェアが必要なのでしょうか?

その方が私にとっても、あなたにとっても非常に楽だからです。

ハードウェアの違いを気にしなくていいのであれば、この本はとても、とても取り組みやすくなります。 間違いなく、です。

FAQ: 別の開発ボードを使ってこの本の内容に取り組んでも問題ないでしょうか?

おそらく問題ないはず?です。 あなたがマイクロコントローラをこれまでにどれだけ触ったことがあるか、あるいは(および)、あなたが使おうとしている開発ボードに、nrf52-halのような高レベルなクレートがすでにあるか次第だと言えるかもしれません。 もし違うマイクロコントローラを使おうとしているのであれば、 Awesome Embedded Rust HAL listでそのようなクレートを探してみるのもいいでしょう。

違う開発ボードを使う場合、この本の持つ、初心者にとっての取り組みやすさが損なわれてしまう、と私は思います

もし違う開発ボードを使おうとしていて、かつ全くの初心者ではないという自信があるのであれば、quickstartプロジェクトのテンプレートに従って始めるほうがいいでしょう。