Linux

いくつかのLinuxディストリビューションのインストールコマンドを示します。

Packages

  • Ubuntu 18.04以上 / Debian stretch以降

注記 gdb-multiarchは、ARM Cortex-Mプログラムをデバッグするために使用するGDBのコマンドです。

$ sudo apt install \
  gdb-multiarch \
  openocd \
  qemu-system-arm
  • Ubuntu 14.04と16.04

注記 arm-none-eabi-gdbは、ARM Cortex-Mプログラムをデバッグするために使用するGDBのコマンドです。

$ sudo apt install \
  gdb-arm-none-eabi \
  openocd \
  qemu-system-arm
  • Fedora 27以上

注記 arm-none-eabi-gdbは、ARM Cortex-Mプログラムをデバッグするために使用するGDBのコマンドです。

$ sudo dnf install \
  arm-none-eabi-gdb \
  openocd \
  qemu-system-arm
  • Arch Linux

注記 arm-none-eabi-gdbは、ARM Cortex-Mプログラムをデバッグするために使用するGDBのコマンドです。

$ sudo pacman -S \
  arm-none-eabi-gdb \
  qemu-arch-extra

$ # install openocd from the AUR -- https://aur.archlinux.org/packages/openocd/

udevルール

このルールにより、ルート権限なしで、OpenOCDをDiscoveryボードに対して使えるようにします。

下記の内容で、/etc/udev/rules.dディレクトリにファイルを作成します。

$ cat /etc/udev/rules.d/70-st-link.rules
# STM32F3DISCOVERY rev A/B - ST-LINK/V2
ATTRS{idVendor}=="0483", ATTRS{idProduct}=="3748", TAG+="uaccess"

# STM32F3DISCOVERY rev C+ - ST-LINK/V2-1
ATTRS{idVendor}=="0483", ATTRS{idProduct}=="374b", TAG+="uaccess"

その後、全てのudevルールをリロードします。

$ sudo udevadm control --reload-rules

既にボードをノートPCに接続している場合、一度抜いてから、もう一度接続します。

これらのコマンド実行することで、パーミッションを確認できます。

$ lsusb
(..)
Bus 001 Device 018: ID 0483:374b STMicroelectronics ST-LINK/V2.1
(..)

バス番号とデバイス番号をメモします。それらの番号を、次のコマンドで使用します。

$ # the format of the path is /dev/bus/usb/<bus>/<device>
$ ls -l /dev/bus/usb/001/018
crw-------+ 1 root root 189, 17 Sep 13 12:34 /dev/bus/usb/001/018
$ getfacl /dev/bus/usb/001/018 | grep user
user::rw-
user:you:rw-

パーミッションに追加された+は、パーミッションが拡張されたことを意味しています。

それでは、次のセクションに進んで下さい。